pucchiさんの評価:
編集日:2016/08/23
技術と表現
シリーズ第2弾。
前作では男優の印象が強くて気持悪かったが、わりと改善はされていた。
男優のリアクションを画面の中から切っていた。
完全ではないが前作よりかは改善された。(なぜこのメーカーは男優の顔写しがちなのか?)
男優にマイクを装着して録音するバイノーラル方式だと男優の呼吸音や唾を飲み込む音などが入ってしまうことが多いが、この作品は男優ができるだけ音を出さないように努力している。
しかし耳に装着しているマイクが丸出しなのはいかがなものか?
また、音の位置関係とカメラワークの不一致。
そうとて主観映像のみになると女優をカメラに収め続けながらバイノーラル方式を生かすのは難しい。
現時点だと目を閉じているほうが没入できる。
それだけでも十分に価値はあるが、立体音響の技術に映像の表現が追いついた作品を生み出してほしい。
0人(0人中)がこのレビューを「参考になった」と答えています。