桃ゼリーさんの評価:
編集日:2018/12/14
息子の熱誠に堕ちた官能の母
近年の母子●●ものとしては、絡みを重ねてもなかなか堕ちない奥行きを感じさせる作品。息子は、夫を亡くした母の寂しさを慰めようと強引に性交を続けるが、事後に余計に悲しがる母。その母が、最後に息子に誕生祝いに贈られた指輪に心を揺さぶられ、息子の誠意を受け入れる筋立てだ。指輪は、実母と息子との「結婚」を連想させる象徴的なツールと考えられ、母はそこに込められた息子の純粋で「異常」な熱意、想いを、すべて理解しつつ、心から受け入れる。清乃嬢は均衡のとれた裸身が魅力的で、堕ちた後の絡みは、その乱れっぷりが官能的で淫らそのもの。前半の背徳感をたたえた抑制気味の演技との落差が、見応えのある好篇だ。
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